面白きこともなき世を考えて

子育てと競争戦略とゲームと日々のあれこれを適当に。

初心者のためのブログアクセスアップに役立つ精神論

だいぶ前の記事ですがたまたま出会って読みました↓

初心者のためのブログアクセスアップアドバイス

SEOとかのいわゆるテクニック論の部分は再三はてブでもホッテントリ入りしてますので、いまさら感が強いですが、それに続く精神論、心構え的な部分が妙に心に刺さったので、ここに共有とともにメモしておきます。

1. アクセスアップって何したいの?

 まず、最初に考えなければいけないと思うのが「そもそもアクセスアップが必要かどうか?」という点です。 ただ漠然と「多くの人が見てくれたらいいなぁ」という考えもあるとは思いますが、多くの人が見ると様々な不便さも生まれます。  

例えば、読者数が増えて来ると「影響力があるんだから変な事は書くな」圧力が強まってきます。 また、思想等の違いによって"ちょっとした"ことで強く叩かれるという事も増えてきます(著者側はちょっとした事だと思っていても読者側には許せない事例が発生しやすくなる)。 さらに、何を書いても批判をしに来るアンチな立場を持つ読者が定着することもあります。

まず目的を押さえるって大事ですよね。仕事に関しても人生に関しても。

何のためにアクセスアップを望むのか?
その理由によっては取るべき手段が決まってきたり、他人が有効だと主張する方法に手を出してはいけないこともあると思います。

ちなみに、自分が今のブログを書き始めたのは自分の成長のため。
なのでアクセス数は比較的その成長を測る物差しのように捉えています。

2.1. 読者を楽しませると同時に、著者も楽しむ  

良いコンテンツを作り出すには、読者だけではなく著者も同時に楽しむ必要があると私は考えています。 著者がつまらないと思っていると、どうしても文章にそれがにじみ出ます。 逆に楽しんで書いている文章は、楽しさがにじみ出ていて読者も同時にワクワクさせます。

一つ一つの記事の良し悪しとしてはもちろん、ブログを継続していくためのモチベーションという意味でも楽しさは重要です。

自分が書いていて楽しい時ってブログの更新が全く苦にならないんですよね。

逆に、アクセス数だけ求めて自分の望まない記事を書こうとすると途端にストレスになります。

そういう意味で、自分は本当にただ思いついたことを思いついたタイミングで書くことにしました。

その結果、記事自体を狙っている方よりもアクセスは伸びづらいかもしれませんが、それも結果論です。

6.1. 身を削るコンテンツ作りは破滅の元  

自分語りには気をつけましょう。 人に語って面白いような経験は多くの場合有限であり、長くは続きません。  一つまた一つと過去の経験談のストックが減ると同時に、新しい何かを書くためのプレッシャーが上昇することもあります。
(中略)
 多くの場合、自分語りなどは長くは続かないので注意が必要です。  自分語りをするなというわけではありません。 「それだけでは長くは続きませんよ」ということです。

わかります。特にブログのジャンルを絞るときには要注意。

ブログのジャンルを「自分がちょっと好きレベルの趣味」とかに設定してしまうと、それはもう恐ろしい勢いでネタが枯渇していきます。

というかアウトプットばかりで情報のインプットが間に合わないってことですね。

なので、自分の場合は趣味の中心であるゲームネタと、仕事である競争戦略中心に据えつつ、それでもブログのジャンルは固定せずに関係ないこともガンガン書いています。

SEO的にはジャンルを絞ることも重要ですが、継続性という意味ではあえて絞らない方がいいこともあります。

7. 焦ってはいけない

 ブログ執筆を開始してから数ヶ月程度で「ブログのアクセス数が伸びない」とか「定期購読者が伸びない」といって悩む必要はありません。  

芸能人や有名人でない限り、いきなり読者が増大することはあまりありません。 ある程度の読者を集めるには年単位でブログを書き続ける忍耐が要求されます。

年単位ですよ、年単位。
ましてや始めて1か月でアクセスなど望んではいけません。

7.1. 渋谷の交差点の真ん中で叫んでいる気持ちで  

私は、インターネット上で何らかの情報を公開することは、万人に向けて情報を公開していると考えています。あまり読者数が多くないブログであろうと、あまりPVが多くないサイトであろうと、何らかのきっかけがあれば、いきなり皆に見られる可能性があります。

二つの意味で教訓となります。

一つは「アクセス数がないからと言って、Webは人であふれている。うっかりしたことで炎上する可能性もあるからきをつけよう」というものです。

もう一つは「多くの人が回遊するWebの海に情報を発信していても、群衆の中の一人にすぎないあなたに注目が集まるケースは稀ですよ」というものです。

常に炎上と無反応の間で悩み続ける初心者ブロガーへのメッセージ。
渋谷の交差点とは言い得て妙ですな。

9. 最後に。この文章を鵜呑みにするようでは駄目  

最後に一つ。 この文章をそのまま鵜呑みにして、書いてある事を実行しようとするようでは、あまりアクセスアップは期待出来ないと思われます。
(中略)
結局は、時間をかけて各自が独自の方法論を構築して行くしかありません。 ブログに焦りは禁物です。 本当にアクセスアップをしたいのかを含めて、じっくり時間をかけて徐々に頑張って頂ければと思います。

そして最後にこのオチ。

なんかやさしく突き放されたような心地よさ。惚れそう。

というわけで、このブログの当記事も鵜呑みにしてはダメ。

自分なりの信念や思いを持って、今日もざっくりブログを更新していきましょう。