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面白きこともなき世を考えて

子育てと競争戦略とゲームと日々のあれこれを適当に。

子どもが生まれる前日の父親の気持ち

子育て

明日、子どもが生まれます。

初めての子ども、長女になります。

せっかくなので、この貴重な日の自分の気持ちをここにメモして残しておきたいと思います。


予定日は2日前に過ぎた。

残念ながら予定日までに陣痛は始まらなかったので、妻は今日から入院。明日、陣痛促進剤を投与することになる。

久々の一人の夜。

なんというか静かだ。

病院はそれにも増して静かだったが。

先ほどから病院で暇を持て余しまくっている妻からLINEが飛んできまくるのが気がかりだ。


それはさておき、子どもである。

待ちに待った。

子どもを授かるのは早かった。

結婚式を挙げたのが昨年の3月。同5月にはハネムーンに行って、その翌6月には受胎していたことになる。

でも、妊娠がわかってから今日までの日々はなんか長かった。

まず、妊娠2ヶ月目には早くもつわりに突入。

妻は何も食べられない状態になり、毎日吐き、血まで吐いた。

そんなときには昼夜構わず病院で点滴を打ってもらうこともあった。

つわり期間中は自分が看病、家事を担当。

仕事を早退しまくって対応した。

その後しばらくは安定期。

で、年が明けてからはまた異常事態。

胎盤に血腫があるかもしれないとのことで、隔週でいいはずの通院が毎週に。

さらに、帝王切開の可能性もほのめかされる。

そのうえ、7ヶ月くらいになると子宮が胃を圧迫して軽いつわりが再開。

そして今日、予定日まで陣痛が来ないので事前入院である。

なんというか、本当に波瀾万丈の一年間であった。

それだけに、子どもが生まれてくるのは待ち遠しかった。

子供の顔を早く見たい、というのと同等かそれ以上に、この長くてきついプロジェクトから解き放たれたいという思いも強いのだと思う。


実際、子どもが生まれてくるのは期待もあるが、不安もかなりある。

そもそもちゃんと生まれてくるだろうか?

検診では順調と言われているが、うまく生まれずに何か事故があるのではないか?

仮に子どもがしっかり生まれてきても、妻は無事だろうか?

子どもが生まれた時に、助産師が取り落としてしまうのではないか?

生まれた子どもに障害はないか?

病院で他の子と取り違えられたりしないだろうか?

入院中に忍び込んだ不審者にさらわれたりしないだろうか?

無事に退院できたとして、家に帰ってくるまでに交通事故に遭うのではないだろうか?

不安は尽きない。


これらの不安は本当に一ヶ月前くらいまではかなり頭を支配していて辛かった。

が、最近はなんとか乗り越えられたと思う。

まだ考え始めると不安が存在感を増すこともあるが、妻と二人で子どもを育てていく楽しさのようなものを目の前に実感できるようになった。

結婚して子どもができることの恐ろしさは、自分のことではないことだ。

成人してからの10年間、これまではほとんど1人で生きてきた。

もちろん、家族も友達も恋人などもいたが、正直それほど気にして来なかった。

自分の人生は自分のもので、自分だけを守って生きていればよかった。

が、そこに妻と子という守るべきものが出来てしまった。

これは本当に恐ろしい。

自分がどんなに全力を尽くしても、常に一緒にいられるわけではない。

自分が見ていない所で不慮の事故や事件に巻き込まれる可能性もないではない。

そのときのダメージを考えると、本当に、守るべきものができるというのは恐ろしいことだと思う。

だからこそ、できるかぎり家族が不幸にならないように人生における一つ一つの選択を後悔しないようにしていかないといけないと、身が引き締まる。


さて、それでもなにはともあれ明日が全て。

妊娠生活の終わりであり、父親生活の始まりである。

まずは、苦しい妻を全力でサポートし、元気な子を生みきること。

全てはその後に考えよう。

きっとうまくいくさ。

明日、子どもが生まれます。


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