あぶさん終了のお知らせを受け、その偉業を語る
最近すっかりブログ書いてませんでしたが、あまりの衝撃に心が動いたので。
な、なんだってー / “「あぶさん」、41年の連載に幕 主人公退団で完結:朝日新聞デジタル” http://t.co/ZTYClGfetO
— 紫福朗@今年は勉強中 (@murasakihukurou) 2013, 12月 20
にわかではありますが、あぶさんのことを全く知らない人のために、その伝説の数々を記しておく。
そもそもプレー中にベンチで酒を飲む。
打席に入る前にバットを酒で清める酒飛沫がウリ。
高校時代に二日酔いで地方決勝の打席に立つ。
そこで代打逆転サヨナラホームランを放つ。
が、ベースを回っている途中で吐いてしまい、棄権処分。
その後は社会人野球に進み、大した活躍をせず。
そこで何らかのミスをして懲戒解雇。
が、高校時代の監督にスカウトされプロに。
このときすでに20代半ば。
実は最初の頃はそんなに良い成績でもない。
代名詞である長さ1mのバット、物干し竿も使ってない。
この物干し竿を使いこなして才能が開花。
数々の記録を打ち立てる。
代打でしか出てないくせにホームラン王。
三年連続三冠王。
息子の景虎も大ピッチャーとしてプロへ。
こいつはこいつで中学でドラフト指名されたり。
そして史上初の親子対決。
さらに史上初の打率4割、しかも全打席出場。
37年間の現役生活を終え、62歳で引退。
しかも一生ホークス。南海、ダイエー、ソフトバンクと渡り歩いた。
自分が把握している有名なエピソードでもこんな感じ。
そして伝説へ、としか言いようがない。
漫画自体は現実の野球に忠実なだけに、その中で記録を作るあぶさんの凄さは単なるフィクションよりもちょっとだけリアルに写るんですよね。
ちなみに自分が好きなエピソードは南海のホーム最終戦とダイエーホークス初優勝の回。
どちらも結果は違うけどあぶさんの野球観がわかるエピソード。
最近はいいとこ取りの総集編とかも出てるので、ぜひ読んでみてください。
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