自販機専用の飲料商品が作れないか考えてみた
今回は自動販売機特集。
ダイドードリンコは他の飲料メーカーと違い、コンビニなどを販売チャネルとして使わず、ほぼ9割を自動販売機で販売しているとのこと。そう言われりゃそうか。
番組では自販機をより多く設置する、一台一台の自販機の売上を上げるための工夫として、ユーザーの視線分析などを行っている様子が紹介されました。
自販機専業ならではの工夫、とも言えそうですが、その程度のことなら他の大手飲料メーカーもできてしまいますし、当然やっているでしょう。
むしろ、チャネルが自販機のみというところを逆手に取って、自販機でしか売れないような商品を開発してみたらどうだろう?
ということで、そんな商品がないか調べてみました。
ちょろっとGoogle先生に聞いてみましたがそんなものはなさそう。
引っかかってきたものとしては「災害時は自販機が便利」とか「リア充専用自販機(なんだそれ?」とか。
ないならないできっとビジネスチャンスだ、ということでちょっと考えてみましょう。
自販機専用の飲料ってなんだろう?
パッと思いつくのはなるべく自販機で買いたい、反対に言うとコンビニなど店員のいるところでは買いたくないものになります。
一番簡単なのはホテルとかによく置いてあるビール専用の自販機。未成年が夜中にこっそり買いに来そう。
でもそんな不法行為を助長するようなのはダメ、ゼッタイ。法律でも規制されてそうだし。
コンドームとかはこういったコンセプトにズバリでわかりやすいんだけど、飲料じゃないし。俺も買ったことないし。
より飲料に近づけると、そういう意味での精力がつくような栄養ドリンクでしょうか。
なかなかひと目が気になるコンビニとかでは買いにくいですよね。
もう少し自販機専用という部分をフィーチャーしてみましょう。
コンビニとかでは買いづらい、ではなく、コンビニが置きたくないような商品です。
コンビニことはよくわからないので店長さん(id:lkhjkljkljdkljl)にでも聞きたいところですが、適当に考えてみますか。
コンビニにとっても飲料は主力の一つのはずです。
とはいえ、コンビニはコンビニでスペースに限りもありますし、如何に売れ筋・新商品を揃えるか、というのが重要になりそうです。
となると、売れ筋とか言うのは置いておいて、周辺の一定の層がわざわざ足を運んで買いに来てくれるようなマニアックな商品を扱うのがいいのでしょうか?
普通に面の広さ・収容力を比較してもコンビニには負けるわけで、真っ向勝負できないからには回避しようというのは合理的な気がします。
毎日は飲まないけど定期的には飲みたくなるようなマニアックなもの。
。。。。。。
。。。
二郎とかどうですかね?ラーメン二郎。
毎日は食べたくないけど、一週間すると食べたくなるというのは二郎の特徴です。
ラーメン二郎自体は大概の店は行列が途切れることのない人気っぷりで、ヘタすると麺切れ、スープ切れを起こして、その日食べられない客が出ることもあります。
つまり、需要に対して供給が追いついていないということです。
二郎のスープが自販機で買えるようになったら、一定の売上が期待できるのではないでしょうか?
しかも、缶とかに入れておいてもその強烈な威力により、匂いやら脂やらが染み出してきそうで、コンビニとしてはなかなか置きづらい商品です。
というのは冗談としても、二郎ばっかり食べているというのはあまり美しいものではないので、コンビニの可愛い女性店員には知られたいものではありません。
ラーメン博物館だかどっかでオリジナルカップヌードルを作れる自動販売機みたいなのがあったと思うので、そんなに無茶な話ではないと思う。
ダイドーさん、一度ラーメン二郎に営業してみたらどうですかね?
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