モノづくりの町、大田区の町工場を散策してみた
ちょっと仕事の調査を兼ねて、大田区の町工場をぶらり散策してみました。
一口に大田区といっても広い。
散策エリアを決めるに辺り、今回はこちらのモノづくりのまち大田マップを参考にしてみました。
マップによると、町工場っぽいのは大鳥居駅の東糀谷周辺に多いようです。
ということで、今回はこちらにゴー。
まず、生まれて初めての大鳥居駅下車。京急線です。
改札を抜けるとそこはワタミでした。
なんと最近話題のワタミ本社が存在するのはここ、大鳥居みたいです。駅直結。
右はワタミ本社。関係者以外立ち入り禁止。
ちょっと覗いてみると、ワタミの社長が変なおじいさんと写ってるでっかいポスターみたいなのが貼ってあったんですが、写真を撮ろうとすると警備員に止められました。
撮られて嫌なものを公の場に貼るんじゃない!
駅を出てみると、まずは赤い看板のビル。
さすがはワタミのお膝元やでー。
更に進むとでっかいセガのビルも発見。本社かしら?
それはさておき、駅の目の前は大通りが走り、あまり町工場感はない。
マップを頼りに北東に向かって歩を進めます。
すると、すぐに町工場っぽいお店や建物がちらほら。
ホントはもっと近寄って作業風景とか撮りたかったんですが、半分仕事、半分趣味なので勇気を出しきれず遠巻きに写真を撮るばかり。
なんてシャイな俺なんだ。
他にもこの途中で、なにやら金属を研磨する会社とか、おじさんが木材を組み立ててる会社とかありました。
やはり周辺を何度かウロウロしてみるものの、怪しげな視線を向けられてしまったので退散。
さらに歩いていると、今度は道端に金具をたくさん積んでいる工場が増えてきます。
歩くスピードをちょっとだけ落としながら、隙をみてパシャリ。
何の金具だろう?気になります。
そうこうしてるうちに、駅から歩いて20分ほど、今回のゴールと決めていたOTAテクノCOREに到着。
ここは大田区がモノづくりベンチャーのために作った町工場アパートです。
中には複数のモノづくり企業が入っているようですが、残念ながら入口はオートロックで厳重に警備されてました。ガッデム。
今度はちゃんとアポとって仕事で来よう。
というわけで、大田区大鳥居駅周辺をぶらり小一時間ほど散歩してみましたが、予想以上に面白かったです。
最初は普通の住宅地かと思ったんですが、奥に進めば進むほどマニアックな町工場に出会えて満足。
非日常とはこのことですね。
街全体で町工場を押していくなら、もう少し街を歩く人達に開かれた工場にすればいいのにな、とか思いました。
仕事中なので接客とかは難しいかもしれないけど、普通に歩いているだけで作業風景が見られるように工夫するだけで、観光資源としての価値が高まる気がしました。
それはさておき、今回なぜ大田区の町工場を散策していたかといいますと、実は今度新規事業として町工場をテーマにしたサイトを立ち上げるかもしれないことになりまして。
実際に、東京の町工場がどんな雰囲気なのかを肌で感じてみたかったんですね。
とはいえ、正式な取材、アポイントではなくふらふら歩いているだけでは雰囲気は伝わってきても、実際に町工場の方々とお話できなかったのは残念でした。シャイなので。
というわけで、もしこのブログを見ている方に町工場、製造業の方などいらっしゃいましたら、取材、ヒアリングをさせていただけないでしょうか?
よろしければコメントもしくはtwitter(@murasakihukurou)などでご連絡ください。
いやー、町工場っていいですね。
- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2013/03/07
- メディア: Software Download
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (15件) を見る