ビジネス文書検定を受けるなんて恥ずかしすぎる。死にたい
たまには会社の愚痴でも書こうか。
今度、会社からの指示でとある資格試験の受験をすることになった。
その資格の名は「ビジネス文書検定」。
ビジネスにおける文書の作成能力を測る試験らしい。
この試験がいろんな意味でひどいことになっていて弊社内で物議を醸している。
事の発端は、とある営業系役員の思い付きらしい。
うちの会社のマネジメント層はビジネスとしての基本スキルに欠ける、という謎の危機感のもと号令が下ったとのことだ。
まあ、うちの会社は確かに適当なところが多いので、ビジネスの基本スキルが欠けている点については否定しない。むしろ反省する。
でも、その解決策としてこんな試験を受けさせられることになろうとは。
ビジネス文書検定を主催している団体には申し訳ないが、現在のビジネススキルとかけ離れ過ぎていて何の役にも立たないと思うのだ。
例として、私が受けることになる2級の問題はこんな感じ↓
わかるだろうか?
これはビジネススキルじゃない、小学校の国語の問題だ。
まあビジネスマンたるもの、小学校レベルの国語の問題は解けるべき、というのであれば正論過ぎて反論できないが。
あと、会社からわざわざ受験者全員に配られた問題集を見ていると、「弊社」のヘイを漢字で書かせる問題とかもあった。
そう、なんとこの試験、手書きを前提にしているのだ。
今どきビジネス文書を手書きで作るような会社がどこにあるというのか?
少なくとも、うちの会社に入社して10年、会社や取引先に提出する書類を手書きで作ったことなど一度もない。
いくらなんでも時代遅れ過ぎて、勉強する気にならない。
こんな試験を会社を挙げて受験しようとしていると知られたら、それこそビジネスセンスを疑われてしまうのではないだろうか。不安でやまない。
世の中にはいろんな会社や可能性があるので、ビジネス文書検定の存在自体は否定しない。
でも、よりによってITベンチャーを自称する一部上場企業の端くれたる当社が、「必須スキル」としてWebの最前線で働いているマネージャー層に受けさせる必要は断じてないと思う。
ビジネスで求められる杓子定規な文書なんて、その辺から雛形をダウンロードしてきて書けばよい。
役員の持っているこの辺の感性の悪さが、うちの会社の成長を妨げている一番の要因だと思うんだよなあ。
とはいえ、あまりに簡単すぎたので逆に一人だけ不合格だったら恥ずかしいので、1日だけ勉強しようと思っています。
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