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面白きこともなき世を考えて

子育てと競争戦略とゲームと日々のあれこれを適当に。

中二病が日本を救う2〜時代を変えるロスジェネ世代

前に書いていたブログで以下のような記事を書いたことがあります。

中二病が日本を救う/アンパンマンは君か? - ゲームなミカタ

この話の発展系を思いついたのでまた徒然なるままに書き散らしておきます。


* 厨二病はかっこよさの感覚を養う

繰り返しになりますが、厨二病は多くの場合、揶揄の対象として語られることが多いです。

が、私が思うにその厨二病こそが今の混迷する日本を救う鍵になっていると思うのです。

厨二病を私なりに前向きに解釈すると、それは「カッコよさに憧れ続ける気持ち」です。

現実と理想の区別なく、そのカッコよさへの憧れを妄想として持ち続けてしまうと、大人になってから厨二病と揶揄されてしまいます。

ただ、世界をより良くしていくためには理想となるビジョンを持つことは非常に重要です。

子供っぽかろうがなんだろうが、青臭い理想を語ってこそ、現実を変えていく力が生まれるのではないでしょうか。


* 団塊の世代には理想的なファンタジーがなかった

思えば、今の日本を作ってきて、今もまだ君臨する団塊の世代が生まれた時代には恐らく娯楽がほとんどなかったと思います。

戦後まもなくですから、娯楽なんかよりもただ生きることが大事だった時代なので仕方のないことだと思います。

現在と違い娯楽、そしてその中にある物語、ファンタジーを価値観を形成する思春期に持っていなかった世代なので、夢を描くことをできない、もしくは青臭い夢を持つ若者を否定するような風潮を育ててきたように感じます。


* あってもアトムや鉄人のような他力本願

その後の時代、科学に夢を乗せるような高度成長期の手前になると、ある種のファンタジー、特にSFが流行ってきます。

しかし、その物語性は鉄腕アトム鉄人28号に代表されるように、人間そのものである主人公が成長し、世界を変えていくという今の王道路線ではなく、科学そのものの可能性を賛美するものが多かったのではないでしょうか。

また、この時代は乗り込み型ロボットも生まれてない時代なので、自律式もしくは遠隔操作というところに他力本願な空気を感じずにはいられません。

貧乏な自分たちは政府もしくは現役の若者が支えるべきだという傲慢な団塊世代の悪の部分を重ねてしまうのは私だけでしょうか。

もちろん、その科学のすばらしさに魅せられて、科学者、技術者を志し、技術大国日本を作り上げてくれた一握りの方々には敬意を払うことを忘れてはいけません。


* 我々ロスジェネはいい時代に育った

それに引き換え、 我々ロスジェネ世代は良い物語に育まれたなと感じます。

古くはガンダムからエヴァンゲリオンまで、思春期に見て育った作品には普通の若者が成長して世界を変えていくというメッセージが強くあります。

しかも、その多くは理不尽な大人たちに振り回されながら、それでも仲間のために、自分の信念のために戦うことをやめないといった改革の思想が込められているようです。


* ハングリーであり、ビジョナリー

そんな我々ロスジェネ世代は、組織や現状の不満への反骨精神があると思うのです。

バブルや高度成長時代のように、順風満帆な時代に育っていないからこそ、夢を持ち、腐った現実を叩き直す気概に満ちている人間が多いように感じます。

ときに、夢がない、覇気がないとして叩かれがちなロスジェネ世代ですが、決してそんなことはないと思います。

おそらく、正しくは欲がないのでしょう。モノに餓えていた団塊世代にとっては夢=物欲=消費欲求として捉える風潮があるように感じます。

そういう意味での欲のなさは全くその通りだと思いますが、けっして夢がないわけではありません。むしろ創作のようにいかない理不尽な現実をもっと住みよい世界に変えようとする気概に満ちているのがロスジェネ世代です。

厨二病に毒され、アニメやゲームのような理想を捨てられない人たちも多くいて、そんなハングリーでビジョナリーなロスジェネ世代がこの国を次のステージへ運ぶことができると思うのです。



だから、若者よ。

厨二病を恐れるな。

漫画を読み、アニメを見て、ゲームをプレイし、現実世界ではなかなか見られない理想的な大人、世界を胸に刻んで成長していってほしい。

きっといつか厨二病が日本を救うときが来る。


※なんか引用がロボットアニメばっかり。しかもあんまり知らない偉大な作品、鉄人や鉄腕を悪い代表のように書いてしまってごめんなさい。